【比較表付き】請求書管理ツール5選を比較!コスパ・機能で選ぶなら?

経理担当者を悩ませる“請求書処理”の現実

請求書処理は、経理業務の中でも最も負担の大きい業務のひとつです。紙の請求書を受け取り、内容を確認して入力し、承認を回すという一連の流れは膨大な時間と労力を要します。さらに、入力ミスや紛失といったヒューマンエラーも発生しやすく、月末や期末の繁忙期には担当者が深夜まで対応するケースも少なくありません。こうした課題を解決するため、請求書処理の自動化や電子化を推進する企業が増えています。

手作業による処理の負担とヒューマンエラー

請求書を手作業で処理している場合、開封・内容確認・データ入力・仕訳・承認といった複数工程を経る必要があります。人の手が多く関わるほど、転記ミスや金額の誤入力、重複処理などのエラーが発生するリスクが高まります。また、担当者ごとの熟練度によって処理スピードや精度が異なり、業務が属人化する点も問題です。これらの課題を解消するため、AIやOCRによる自動化が急速に注目を集めています。

ペーパーレス化が進む中で増える「請求書受取業務」

電子請求書やPDF添付メールの普及により、請求書の受取形式が多様化しています。紙の郵送に加え、メール・クラウド・オンラインポータルなど複数チャネルでの管理が必要となり、経理担当者はその整理や確認に追われています。ペーパーレス化が進んだことで、逆に「受け取る」業務の手間が増えたという企業も多く見られます。こうした状況に対応するには、あらゆる形式の請求書を一元管理できる仕組みが欠かせません。

経理の生産性を上げる鍵は「請求書のデジタル化」にあり

経理の生産性を高めるためには、請求書をデジタルデータとして取り込み、管理・承認・仕訳までを自動化することが不可欠です。AI-OCRを活用した請求書管理ツールを導入すれば、手入力の削減、承認フローのスピードアップ、検索性の向上などが実現します。これにより、経理担当者は単純作業から解放され、ミスのない効率的な業務運営が可能になります。デジタル化は単なる効率化ではなく、企業全体の経営基盤を強化する第一歩なのです。

なぜ請求書受取サービスが必要なのか

請求書処理の課題とは?

開封・確認・仕訳・承認の多重工程

請求書処理は単純な入力作業に見えて、実際には多くの工程を経ています。まず郵送された請求書を開封し、金額や取引先を確認、その後会計システムへ手入力し、上長や経理責任者の承認を得る必要があります。工程ごとに人の手が介在するため、処理スピードが遅くなりやすく、1枚ごとにかかる時間やコストが膨らむのが現実です。業務量が増えるほど、担当者の負担も増大します。

入力ミスや紛失リスク、月末繁忙の非効率

手作業による入力では、金額の誤記や重複計上などのミスが起きやすく、発生した場合には修正に多くの時間を要します。さらに、紙の請求書をファイルで保管している場合、紛失や保管スペースの問題も深刻です。特に月末・期末などの繁忙期には処理が集中し、確認作業が追いつかず残業が常態化することも少なくありません。こうした非効率さは、企業全体の生産性低下にも直結します。

テレワーク対応の壁:紙文化の弊害

リモートワークの普及により、多くの企業が「紙の請求書」処理の限界に直面しました。紙媒体ではオフィスに出社しなければ確認・承認ができず、経理担当者がリモート勤務に移行できないという問題が生まれています。ファイルや押印のためだけに出社するケースもあり、働き方改革の妨げとなっています。紙中心の業務から脱却し、オンラインで完結する体制づくりが急務です。

デジタル受取で変わる業務フロー

OCRやAIによる自動入力の精度向上

近年では、OCR(文字認識)やAI技術の進化によって、請求書の自動データ化の精度が飛躍的に向上しています。スキャンした画像やPDFファイルから取引先名・金額・日付などの情報を自動で読み取り、会計ソフトへ反映できるようになりました。これにより、手入力の手間を削減しながらミスのない正確な処理が可能となり、担当者は確認や分析などの付加価値業務に時間を使えるようになります。

クラウド共有によるチーム承認の迅速化

請求書をクラウド上で共有すれば、複数の担当者や上長がリアルタイムに内容を確認し、承認フローをオンラインで完結できます。紙書類の回覧や押印のための待ち時間がなくなり、承認スピードが大幅に短縮されます。また、誰がどの請求書を承認したのか履歴を残せるため、透明性や内部統制の強化にもつながります。これにより、経理部門全体の処理効率が向上します。

保存・検索・仕訳連携の一元管理

デジタル受取サービスを導入すれば、請求書の保管・検索・仕訳連携までをワンストップで管理できます。紙のファイル保管のように探す手間がなく、キーワード検索で即座に目的の請求書を確認可能です。また、会計ソフトや経費精算システムと連携することで、自動で仕訳データを生成・反映できます。これにより、業務のスピードと精度が同時に向上し、経理の生産性が飛躍的に高まります。

経理DXの第一歩としての“請求書受取サービス”

インボイス制度対応で注目される理由

2023年に開始されたインボイス制度(適格請求書等保存方式)では、正確な請求書管理と記録保存が求められます。これに対応するためには、請求書を電子的に受け取り、適格情報を自動で判別・記録できる仕組みが不可欠です。請求書受取サービスを導入することで、制度対応と業務効率化を同時に実現できるため、多くの企業が導入を検討しています。

電子帳簿保存法との連動

電子帳簿保存法では、電子データで受け取った請求書を紙に印刷せずに保存できるようになりました。請求書受取サービスはこの制度に準拠しており、データの改ざん防止やタイムスタンプ付与にも対応しています。これにより、法令遵守を保ちながら、紙の保管コストや管理工数を削減可能です。結果として、企業のコンプライアンス体制強化にもつながります。

生産性と法令遵守を同時に実現できる

請求書受取サービスを活用すれば、業務効率化だけでなく、法令対応の側面でも大きなメリットがあります。AIによる自動入力と電子保存機能により、人的ミスや漏れを防ぎつつ、電子帳簿保存法・インボイス制度にもスムーズに対応可能です。これにより、企業は生産性向上とガバナンス強化を両立し、安心して経理DXを進めることができます。

主要な請求書受取サービス5社比較

「invox受取請求書」 と 他社サービス比較表

サービス名 主な特徴・機能 入力/受取形式対応 法令対応(電子帳簿保存法/インボイス制度等) 強み/補足ポイント
invox受取請求書 あらゆる形式の請求書をAI OCR+オペレータで99.9%精度でデータ化。受取→入力→支払・計上まで自動化。 メール添付・PDF・スキャン/紙・アップロード等対応 電子帳簿保存法・インボイス制度対応 業界最安水準・入力精度が高い・あらゆる請求書形式に強い
バクラク請求書受取 独自AI-OCRで高速自動読み取り、仕訳・振込・消込までワンストップ 紙・PDF・メールなど複数形式 電帳法・インボイス制度対応 高速処理が特長。中小〜中堅向けに導入実績あり
TOKIUMインボイス 紙・PDF・FAX・Webダウンロード等、あらゆる形式の受領代行。受取〜承認〜仕訳まで 紙・メール・FAX・Web等対応 電帳法スキャナ保存要件・インボイス制度対応 大手・中堅企業向け。ワークフローと代行力が強み
Bill One請求書受領 請求書の受取りからオンライン管理・データ化まで代行 郵送・メール・アップロード・Peppol対応 電帳法・インボイス制度対応 受領専門特化。大企業導入実績あり
freee支出管理 受取請求書アシスト 請求書の受取代行・電子化・データ化を含むBPO型 紙・メールPDF・電子請求書すべて対応 電帳法・インボイス制度対応 freee会計との親和性が高く、少人数チーム向き

各社の特徴を解説

invox受取請求書:幅広い対応力とコストパフォーマンスの高さが魅力

invox受取請求書は、メール・紙・PDF・Peppolなど、あらゆる形式の請求書に対応し、それらを高精度なAI-OCRとオペレータチェックで99.9%の正確性でデータ化するのが最大の特長です。入力・仕訳・承認・会計連携まで自動化されており、請求書処理の全体最適が図れます。月額980円から始められる柔軟な料金体系も魅力で、導入規模に合わせて無理なくスモールスタートできます。手間とコストを抑えながらも正確な処理を求める中小企業にとって、最適解のひとつといえるでしょう。

バクラク請求書:無料プランが魅力だが、帳票管理は限定的

バクラク請求書受取は、AIによる即時読み取りや自動仕訳機能が評価され、特に中小企業での導入実績が豊富です。直感的な操作性とクラウド基盤のスムーズな運用が強みで、ITに不慣れな現場でも導入しやすい点が好評です。一方で、請求書データの長期的な保管・帳票管理の自由度は限定的であり、証憑管理や部門別集計などの複雑な運用には若干物足りなさが残る面もあります。

TOKIUMインボイス:紙請求書の郵送代行が便利だがコスト高

TOKIUMインボイスは、あらゆる請求書の受領業務を代行するフルサービス型で、特に紙請求書の原本管理やスキャン代行が充実しています。取引先にフォーマット変更を求めることなく運用でき、社内の工数を最小限に抑えられるのが利点です。ただし、手厚いサービスゆえに導入・運用コストはやや高めの傾向があり、少人数企業やスモールスタートを希望する企業にはややハードルが高い場面もあります。

Bill One請求書受領:承認フローは優秀、導入支援が充実

Bill Oneは、請求書の「受領」に特化したSaaSで、承認プロセスや社内共有フローが非常に洗練されています。大手企業を中心に導入されており、ペーパーレス推進や統制強化を図る企業に向いています。導入時の支援体制も充実しており、初期設定や運用設計のサポートも手厚いのが特長です。一方で、小規模な企業では機能を持て余すケースもあり、導入目的に応じた取捨選択が必要です。

freee支出管理 受取請求書アシスト:統合管理志向の企業に向く

freee受取請求書アシストは、請求書処理をほぼ丸ごと外注できるBPO型のサービスです。freee会計と強く連携しており、支出・会計・税務まで一元化したい中小企業にとっては非常に有効です。業務設計の自由度は低いものの、属人化を排除したい、少人数体制で正確に請求書を処理したいといったニーズに適しています。freee製品との親和性を重視するなら最有力候補です。

invox受取請求書のおすすめポイント(ターゲット別)

中小企業・スタートアップにおすすめの理由

小規模経理でも使いやすいUI

invox受取請求書は、複雑な設定や専門知識が不要な直感的な操作画面が特長です。画面設計もシンプルで、初めてデジタル請求書管理ツールを導入する企業でもすぐに活用できます。小規模な経理チームやバックオフィスの業務を一人で担うようなスタートアップ企業でも、迷うことなく業務に取り組めるユーザーインターフェースが魅力です。

手作業ゼロで人件費削減

紙やPDFの請求書を受け取ってから手入力する必要はなく、AIとオペレータによる高精度なデータ化が全てを代行します。これにより、請求書1件ごとの処理時間が大幅に削減され、残業や外注費用も最小限に。人手不足や属人化に悩む中小企業にとって、人件費の最適化は経営効率の向上に直結します。

少人数体制のバックオフィスに最適

限られた人員で経理・総務業務をこなす企業にとって、invoxは心強い味方です。請求書処理を受領から仕訳まで一貫して自動化できるため、少人数でも精度を保ったまま業務を完了できます。さらに、業務フローを標準化しやすく、急な人員変更や引き継ぎの際もスムーズに対応可能です。

中堅企業・グループ会社での活用例

部署別承認フローやアクセス権設定

invoxでは、部門ごとに異なる承認ルートや承認者を設定できる柔軟なワークフロー機能を搭載しています。社内の組織構成や稟議ルールに合わせた設計が可能で、管理者はリアルタイムに承認状況を把握できます。また、アクセス権限もユーザー単位で細かく制御でき、内部統制を維持しつつ安全な運用が可能です。

グループ全体の請求書統合管理

複数の子会社や事業部を抱えるグループ企業でも、invoxは請求書を一元管理できます。各拠点や法人から受領する請求書を統合し、本社経理で集中処理することで、経理の集約化や業務効率の向上が図れます。さらに、グループ単位での仕訳ルール適用や報告データの整合性確保にも対応可能です。

会計事務所・経理代行業者におすすめの理由

顧客ごとの請求書データを一元管理

複数の顧問先を抱える会計事務所や経理代行業者にとって、invoxは顧客ごとにデータを安全に分離・管理できるため、業務の効率化と精度向上の両立が可能です。請求書の形式がバラバラでも、AIとオペレータによって自動で整ったデータへ変換され、入力の手間を削減します。

データ精度の向上で月次処理スピードアップ

99.9%の精度で読み取られたデータは、そのまま仕訳や帳簿に利用できるため、チェックや修正の手間が最小限で済みます。これにより、月次決算や報告書作成のスピードが大幅に向上し、顧客への納品タイミングや品質も安定します。作業効率を上げつつ、業務ボリュームの拡大にも柔軟に対応できます。

invoxが選ばれる決め手まとめ

“紙もメールも”まとめて一括処理

invoxは紙・PDF・メール添付・アップロードなど、あらゆる形式の請求書を受け取り、共通フォーマットに統一して自動処理します。取引先によって形式が異なる請求書でも、担当者は受け取るだけで後続処理を自動化できるため、作業負担が激減します。社内にある複数の受取チャネルを一本化したい企業に最適です。

スモールスタートができる柔軟な料金設計

月額980円から始められるinvoxは、コストを抑えて請求書のデジタル化を始めたい企業にうってつけです。業務拡大に合わせてプランをスケールアップできるため、段階的に導入しやすい点も魅力です。少ない処理件数からでも無駄なく導入でき、導入障壁の低さは業界でもトップクラスです。

電子帳簿保存法・インボイス制度を両立

法改正により重要性が増す電子帳簿保存法とインボイス制度の両方に対応しており、invoxなら制度要件を満たした上で効率的な請求書管理が可能です。タイムスタンプ付与や登録番号自動チェック機能も完備しており、法令対応を人手で行う手間を大きく削減できます。コンプライアンス強化と業務効率化を同時に実現できます。

「invox受取請求書」とは

invox受取請求書は、請求書処理の「受取から支払・計上」までを自動化できるクラウドサービスです。すでに累計導入社数は3万社を突破しており、2年連続で導入社数実績No.1という実績も持ちます。さらに、東京都との実証事業では5社への導入により、3ヶ月で作業時間を最大80%削減するという成果を挙げています。幅広い業種・規模の企業に支持されており、「紙でもメールでも受け取るだけで自動処理」が実現できるツールです。

「invox受取請求書」の基本機能

月額980円〜・導入コストの概要

invoxはスモールスタートにも最適な月額980円(税込1,078円)から導入可能で、初期費用も0円。利用する機能や処理件数に応じて、ベーシック・プロフェッショナルなど柔軟なプランが用意されており、企業の成長に応じた段階的な利用が可能です。コストを抑えつつも高機能を備えており、価格と効果のバランスに優れたサービス設計です。

メール・PDF・紙など複数経路からの自動取込

請求書の受け取り方法は、メール添付・PDFファイル・郵送された紙など多岐にわたります。invoxでは、これらの形式をすべて一括で受け取り、クラウド上で自動的に取り込みます。専用のアップロードページやメール転送先を利用するだけで、複雑な設定は不要です。取引先に送信方法の変更を求めることなく、業務をスムーズに電子化できます。

AI-OCRによる自動データ化

受け取った請求書データは、AI-OCRとオペレータチェックの二重体制により99.9%の精度でデータ化されます。金額や取引先名、日付、請求番号などの必要項目を自動抽出し、人的ミスのない状態で仕訳データとして活用できます。これにより、経理担当者の入力作業が大幅に削減され、月次処理や支払い業務の効率が格段に上がります。

会計ソフト連携(freee、マネーフォワード、弥生など)

invoxは主要なクラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードクラウド、弥生など)とシームレスに連携可能です。連携先の会計システムへワンクリックでデータを出力でき、仕訳作成や会計登録まで一気通貫で行えます。API連携やCSVインポートにも対応しており、自社の運用環境に合わせた柔軟な連携が可能です。

特徴1:あらゆる形式の請求書に対応

メール添付・アップロード・郵送のスキャン対応

請求書の形式は取引先によって様々ですが、invoxでは紙の郵送請求書、PDFファイル、メール添付、さらにはPeppolなどのデジタルインボイスにも対応を予定しています。郵送された紙書類はスキャンしてアップロードするだけで自動処理されるため、受取チャネルを統一する必要がなく、既存の取引先対応を変えずに運用が可能です。

受け取りチャネルを一本化する利便性

invoxを使えば、複数部門・複数担当者が別々に受け取っていた請求書の情報を、ひとつのクラウドに集約して管理できます。受信専用のメールアドレスやアップロードページを利用することで、受取フローを一本化。これにより、処理漏れや確認遅れを防ぎ、全社的なガバナンスと業務スピードの向上につながります。

特徴2:AIによる高精度データ化と自動仕訳連携

OCR精度の高さと自動補正機能

invoxのAI-OCRは単なる読み取りではなく、フォーマットの違いや手書き風の文字にも対応し、必要項目を的確に抽出します。また、読み取り内容に不備がある場合はオペレータが確認・補正を行うことで、高精度なデータ化を維持しています。複数ページにまたがる請求書でも正確に処理でき、安心して業務に活用できます。

会計ソフト・ERP連携による省力化

請求書のデータ化と同時に、invoxでは仕訳ルールに基づいた自動仕訳を生成できます。これを各種会計ソフトやERPに直接連携できるため、二重入力の必要がなくなり、確認・登録作業の省力化が実現します。独自の業務ルールにも対応でき、柔軟なフィールドマッピング設定が可能です。

特徴3:承認フローと権限管理、安全な保管

承認ステータスの可視化

請求書の承認プロセスはワンクリックで完了可能で、誰がどこまで処理したかをリアルタイムで確認できます。承認ステータスは一覧で把握でき、進行中・完了・差戻しなどのステータス管理も簡単。これにより、承認の滞りを防ぎ、社内の透明性とスピードが向上します。

テレワーク環境でもスムーズな承認プロセス

クラウドベースのため、場所や端末を選ばずに請求書の確認・承認が可能です。テレワーク環境下でも出社不要で承認フローが進められるため、業務の停滞を防ぎ、働き方の柔軟性を損なわずに経理業務を継続できます。ワークフローの通知やリマインド機能も備え、抜け漏れも防止します。

タイムスタンプ付き保存と検索機能

invoxでは、すべての請求書データにタイムスタンプを付与し、法令で定められた要件に則って安全に電子保存します。全文検索機能や条件指定検索にも対応しており、必要な請求書を迅速に探し出すことができます。過去の処理履歴との照合も簡単で、内部監査や外部対応にも有効です。

監査対応を意識したログ管理

誰がいつ何を操作したかといった操作ログをすべて記録し、監査や税務調査への備えとしても安心の設計です。処理履歴や変更履歴を時系列で確認でき、不正やミスの早期発見にも役立ちます。内部統制の強化にもつながるこの仕組みは、中小企業にとって大きな信頼材料となります。

導入・運用のしやすさ

導入時の初期設定サポート

導入初期には、専門スタッフによる初期設定サポートが提供されます。仕訳ルールの設定やワークフロー構築、受取アドレスの設計など、業務に合わせた丁寧なサポートが受けられるため、ITに不慣れな企業でも安心です。オンボーディングプログラムも用意されています。

既存フローとの共存・段階的移行が可能

いきなり全社導入する必要はなく、一部部門や一部の請求書からスタートして、徐々に全社展開していく柔軟な導入が可能です。既存の運用を活かしながら、無理なくシステムへ移行できるため、社内の抵抗感も最小限に抑えられます。

導入事例・利用シーンで見る効果

請求書処理にかかる時間を大幅削減

手入力・紙処理の削減効果

invox受取請求書の導入により、紙で届く請求書の開封・確認・入力といった一連の手作業が不要になり、処理時間が大幅に短縮されます。OCRとオペレータ補正による自動データ化により、ミスなく会計処理までつながるため、以前のような「転記」「押印」「ファイリング」といったアナログ作業から解放されます。これにより、月に数時間〜数十時間の業務時間削減が実現できるケースも多数あります。

ミス防止と月次決算スピードアップ

人の手による入力作業が減ることで、誤入力や転記漏れといったヒューマンエラーが防げます。請求書ごとの仕訳作成も自動化されており、月次決算時の集計作業や確認工程のスピードが格段に上がります。会計ソフトとの連携により、データの整合性も保たれるため、精度とスピードを両立した経理運営が可能になります。

リモートワークでも円滑に処理可能

社外からの承認・照会

クラウドで管理されているため、経理担当者は出社しなくても請求書の確認・承認・処理が可能です。承認者が在宅勤務中でもワンクリックで承認フローを回せるので、紙の回覧や押印に比べて大幅なスピードアップと効率化が実現されます。急な確認依頼にもその場で対応でき、働き方に柔軟性が生まれます。

チーム間共有と透明性向上

受け取った請求書はリアルタイムでクラウド上に反映され、複数の関係者が同時に閲覧・承認可能です。どの部署がどの請求書を確認済みかも一覧で可視化されるため、社内での処理状況を把握しやすく、責任の所在や進捗管理も明確になります。これにより、チーム間の情報共有がスムーズになり、ミスや処理の遅延も防げます。

導入企業の声

「経理担当が1人でも回るようになった」

ある中小企業では、紙ベースでの請求書処理が負担となり、少人数体制では月末処理が追いつかないという課題を抱えていました。invoxを導入後は、請求書の受取から仕訳・承認までを自動化し、経理担当1名でもすべての請求業務を回せる体制が構築できました。「処理スピードが2倍以上に向上し、残業もなくなった」という声が上がっています。

「監査対応が格段に楽に」

監査法人や税理士による定期監査に備えて、紙の請求書をファイリング・分類していた企業では、検索や提出準備に多くの時間を要していました。invox導入後は、電子保存された請求書にタイムスタンプが付与され、検索機能も充実。監査対応に必要な情報をすぐに抽出できるようになり、「以前のように書類を探すことがなくなった」と業務効率化を実感しています。

導入の流れとサポート体制

無料トライアルから導入までのステップ

申込 → 初期設定 → 取込ルール設定 → 運用開始

invox受取請求書は、無料トライアルから正式運用までスムーズなステップで進められます。まず公式サイトからトライアルを申し込み、専用アカウントを発行。初期設定では請求書の受取方法や通知設定を行い、実際の取込テストも体験できます。その後、自社の仕訳ルールや承認フローに合わせて詳細な設定を行い、本格運用へと移行します。段階的に進められるため、初めてのデジタル化でも安心です。

データ移行や会計ソフト連携のサポート

過去の請求書データや既存の取込ルールを新しいシステムへスムーズに移行できるよう、invoxでは移行サポートも提供しています。freee・マネーフォワード・弥生などの会計ソフトと連携する際にも、専用マニュアルや技術サポートが用意されており、初めてのAPI連携でもつまずくことなく導入を進められます。必要に応じてCSVベースでの一括設定支援も可能です。

導入時の注意点とコツ

社内承認フローを整理しておく

invoxの導入前に最も重要なのは、現状の社内承認フローを見直しておくことです。誰がどのタイミングで承認するのか、何段階の承認を設けるのかを明確にしておくことで、ツール導入後の設定作業がスムーズになります。また、承認者が複数部署にまたがる場合は、アクセス権限の整理も必要になります。事前のフロー可視化が、導入成功のカギとなります。

既存の紙請求書を段階的に電子化

過去に受け取った紙の請求書も可能であればスキャンして取り込むことで、データの一元管理が実現します。ただし、一度にすべて電子化しようとすると現場が混乱するため、まずは新規分からスタートし、過去分は必要に応じて順次取り込む段階的な移行がおすすめです。業務の混乱を避けつつ、デジタル化を進められます。

サポート・FAQ体制

チャット・メールでの質問対応

invoxでは、導入後のサポート体制も充実しています。日々の運用中に生じる疑問やトラブルには、チャットまたはメールにて迅速に対応。営業日中であれば即時回答されることも多く、社内で困ったときにすぐ相談できる安心感があります。定型的な質問についてはFAQでの自己解決も可能です。

操作マニュアルや導入支援資料の充実

Web上には、操作手順をわかりやすく解説したマニュアルや、初期設定のガイド、導入前の説明資料などが豊富に用意されています。動画チュートリアルもあるため、視覚的に操作を学べる点も好評です。ツール導入を社内に展開する際の説明資料としても活用できるため、社内浸透のスピードアップにも貢献します。

請求書処理を変えるなら、まず「invox受取請求書」から!

「受け取るだけで自動処理」が最大の魅力

invox受取請求書の最大の特長は、紙でもメールでもPDFでも「受け取るだけ」で処理が進むというシンプルさにあります。受領からデータ化、仕訳、承認、会計ソフト連携までがワンストップで自動化されるため、これまで請求書処理にかかっていた工数や手間が大幅に削減されます。煩雑な作業を効率化し、経理業務全体の質を底上げできる仕組みです。

電子帳簿保存法対応・AI-OCR・会計連携をワンパッケージで実現

法令対応、精度、連携性。この3つの要素を1つのサービスで網羅できるのがinvoxの強みです。電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しながら、高精度なAI-OCRと人的補正で正確なデータ化を実現。さらに主要な会計ソフトともスムーズに連携可能なため、デジタル処理の流れを途切れさせません。中小企業でも無理なくDXを進められる現実的な選択肢です。

請求書処理のDX化を始める企業に最もバランスの良い選択

「何から手をつければいいか分からない」「コストは抑えたいが、法対応もきちんとしたい」という企業にとって、invoxはまさに最適解です。必要な機能が揃いながらも導入のハードルは低く、少人数の経理体制でもすぐに効果を実感できます。請求書処理のデジタル化に迷っているなら、まずはinvoxの無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。